<中国人が見た日本>日本人の暗黙の信頼関係は「息苦しさ」の上に成り立っていた!

Record China    2010年8月18日(水) 0時42分

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15日、中国人ブロガーによる「日本人の『息苦しさ』と『信頼関係』」と題した記事が、中国のブログサイトに掲載された。写真は南京の地下鉄車内。

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2010年8月15日、中国人ブロガーによる「日本人の『息苦しさ』と『信頼関係』」と題した記事が、中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。以下はその内容。

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日本に留学中の友人がこんな笑い話をした。世界的な調査機関がドイツ人、英国人、日本人、中国人などを集め、「頭が緑色のブタを作り出してください」という課題を与えたとする。それに対し、ドイツ人グループはすぐに前例を調べ始め、英国人グループは急いで遺伝子検査を実施、日本人グループは段取りを踏んで規則正しく実験結果を検証した。だが、中国人グループはそんな彼らを馬鹿にしたような笑みを浮かべ、右手に緑色のペンキが入ったバケツを提げ、「皆さん、何を無駄なことをしているんですか!さあ、ご覧ください!」と叫んだかと思うと、おもむろに緑色のペンキをブタの頭にぶっかけた―。

私はどうしても笑えなかった。それどころか、あまりにリアルすぎて怖くなったくらいだ。確かにブタの頭に緑色のペンキをかけてしまえば、簡単だし、手間もかからない。だが、こういう馬鹿なことを平気で、しかも得意げにやってのけてしまうのが中国人の怖さだ。恐らくこうした「インチキ」で何度も上手い汁を吸っているうちに、常習化したのだろう。

こういう中国人だから、日本での生活は何かと「息苦しさ」を感じるらしい。例えば電車に乗った時。ほとんどの人が黙って本を読んでいるか居眠りをしているため、声の大きさに気をつけなければならず、携帯電話での通話もできない。混み合った狭い空間では互いに迷惑をかけないようにすべきということらしいが、中国人にはどうも理解しがたい現象だ。だが、これほど徹底して相互不干渉を貫く日本社会なのに、なぜか自然な信頼関係が成り立っている。

無人の野菜販売所が代表的な例だ。これがもし、中国にあったらその末路は言うまでもない。だが、日本人は信頼関係が成り立っているため、盗まれる心配をする必要がないのだ。一方、見た目には微塵の息苦しさも感じない中国人の人間関係はどうか?存在するのは表面的な友情と足の引っ張り合いだ。日本人のように心から互いを尊重し、自然な信頼関係が持てる社会が築けるなら、ある程度の「息苦しさ」はむしろ歓迎すべきことなのかも知れない。(翻訳・編集/NN)

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