中国の新エネルギー自動車産業、「2020年までに世界一」を目指す―中国紙

Record China    2010年8月13日(金) 13時25分

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9日、中国が2020年までに新エネルギー自動車の産業・市場規模で世界一を目指すことが分かった。写真は今年7月、深セン市で始まった新エネルギー車の個人購入補助策。

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2010年8月9日、広州日報は、中国工業情報化部が中心になってまとめた「省エネ・新エネルギー自動車発展計画(2011〜2020年)」(草案)の内容を紹介した。それによると、中国は2020年までに新エネルギー自動車の産業・市場規模で世界一を目指す。

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草案は現在、各部からの意見を募っている段階で、順調に進めば今月中にも政府の承認を得られる見込みだという。承認されれば、中国の今後の新エネルギー自動車産業の発展を左右する重要な政策になる。

草案では、電気自動車(EV)を今後の自動車産業転換の戦略的目標と定め、プラグインハイブリット車と電気自動車の産業化を実現するとともに、燃料電池自動車の技術開発にも取り組んでいくとしている。

具体的には、2020年までに新エネルギー自動車の産業・市場規模で世界一を目指し、プラグインハイブリット車、電気自動車、水素燃料電池車などの新エネルギー自動車の保有台数を500万台とする。また、ハイブリット車に代表される省エネ自動車の年間生産・販売台数を1500万台とし、世界一を達成する計画だ。

また草案では、今後10年間に中央政府による1000億元(約1兆2500億円)規模の支援と、消費者やメーカーに対する税制面での免除・優遇が必要と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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