<上海万博>外国人もオブジェの一部?「無断で記念撮影」が横行―上海市

Record China    2010年8月2日(月) 23時38分

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2日、夏休みに入り、子供や学生の姿が目立つようになった上海万博。ところが、会場内では子供に見せたくないマナー違反の数々が相も変わらず展開されている。写真は7月10日の上海万博会場で記念写真を撮る人々。

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2010年8月2日、夏休みに入り、子供や学生の姿が目立つようになった上海万博。ところが、会場内では子供に見せたくないマナー違反の数々が相も変わらず展開されている。上海紙・解放日報が伝えた。

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羊のオブジェが人気のオランダ館では、羊の背に乗ったり、首にもたれかかったりと思い思いのポーズで記念写真を撮る来場者たち。羊たちはもちろんあくまでも「観賞用」だ。傍らでは8歳の女の子が母親に「あの人たちはなぜ羊さんたちに乗っているの?」と質問していた。可哀そうな羊たちは、塗装がはがれたり耳や尻尾がもがれていたり身体にヒビが入っていたり…。子供たちはその無残な姿をどんな思いで見ているのだろうか?

さらには、外国人を見つけると、ところ構わず無断で記念写真を撮る来場者も多い。アフリカ館で案内係を務めるアフリカ人留学生、スーダーさんは1 日平均数百枚の「被害」に遭っている。スーダーさんを見つけるや否や、無言で近寄ってきて肩を抱き、「はい、ポーズ」というパターンが大半。「外国人が珍しいという気持ちは分かるが、英語が話せなければせめてジェスチャーでも断りの意思表示を示してくれれば」とスーダーさんは困惑顔だ。

中国館付近でも無謀な記念写真を撮る来場者が絶えない。少しでも中国館に近い写真を撮ろうと柵によじ登り、身体のバランスを取りながらバンザイする若者。足を踏み外して怪我でもしかねない状況だが、本人たちにその自覚はないらしい。このほか、最高の1枚を撮るため、人通りの多い場所を長い時間占拠する人もいる。いずれも他の来場者の迷惑となりかなりの反感を買っている、と記事は伝えている。(翻訳・編集/NN)

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