大連新港のふ頭一時閉鎖、パイプライン海域汚染を受け―遼寧省大連市

Record China    2010年7月21日(水) 8時59分

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19日、遼寧省大連の大連新港の石油会社のパイプラインが16日、爆発炎上し原油が海に流出した事故で、関係者は大連港の新港ふ頭がすでに一時閉鎖されたと述べた。

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2010年7月19日、遼寧省大連の大連新港の石油会社のパイプラインが16日、爆発炎上し原油が海に流出した事故で、関係者は大連港の新港ふ頭がすでに一時閉鎖されたと述べた。複数の中国メディアが伝えた。

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中国石油天然気は今後1週間の対応策を策定したが、同港での原油の輸入やガソリン・軽油の輸出に支障が出るとみて、製油量を1日あたり数千トン規模で減らしている。パイプラインは大連港が20%出資する大連中石油国際儲運公司が管轄する。

大連市環境局は17日、付近の観測点7カ所で海水を採取して調べたところ、6カ所で基準の16.5倍の石油類が検出された。汚染海域の面積は50−60平方キロメートルという。

同局は同日、事故現場に近い大連市沙河口区で大気の汚染状況を調べたところ、トルエンとヘキサンが前年の3倍と8倍検出された。ただし、国の最高許容基準値より低く、急性中毒が起きる可能性はない。

事故現場は、大連市開発区から13キロ、大連市中心部から25キロの地点。また、半径30キロの範囲には230万人が住む。(翻訳・編集/東亜通信)

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