自宅は現金で埋まっている?!中国成金たちのありえない生活―韓国紙

Record China    2010年7月21日(水) 13時0分

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2010年7月、韓国紙・朝鮮日報は記事「最近の中国成金が言った『最もすごい言葉』とは?」を掲載した。写真は2007年、北京798クリエイティブ文化祭で発表された現代アート。30万枚の100元札で作られた北京市ビジネス街の模型。

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2010年7月、韓国紙・朝鮮日報は記事「最近の中国成金が口にした『最もすごい言葉』とは?」を掲載した。16日、環球網が伝えた。以下はその抄訳。

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北京に住む中国人の友達・奇奇に会った後は、いつも眠れなくなる。デパートで買い物する彼女の姿には驚かざるを得ない。奇奇の後ろにはついてあるく秘書は、現金でぱんぱんになったカバンを持ち歩いていて、札束で支払いをしている。奇奇に夫の仕事を訪ねたところ、不動産関係との答えだった。北京五輪後、中国の不動産価格は急上昇。中国の富豪の資産も急増した。天文学的な資産を持つ彼らは、どんな高い物でも気にせずに買うことができる。

著名なフーゲワーフ長者番付では、不動産で大金を手にした富豪の名前を見つけることは難しい。番付作成者のフーゲワーフ氏は、「私たちの調査対象は主に上場企業の経営者です。現金資産を持つ富豪の調査は容易ではありません」と話している。不動産や鉱山で一儲けした中国成金たちの特徴は、銀行を使いたがらないこと。その莫大な資産は現金として自宅や秘密の隠し場所に置かれている。資産を把握されていないため、税金も払わないで済む。中国では最高額紙幣が100元札(約1280円)のため、大量の現金を持つ成金は「韓国みたいに5万元(約63万8000円)札ができればいいのに」とぼやいているとか。

現金資産を持つ中国成金たち。外資企業も彼らの消費力に目を漬けるようになった。富豪行きつけのバーやレストランに専門窓口を設け、別荘やヨットなどのカタログやイベントへの招待状を置く企業も現れている。

莫大な資産を持つ成金にとって、最大の弱点は学歴がないこと。しかし一部大学ではこの問題をも解決する手段を編み出したという。胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の母校でもある名門・清華大学では、最高経営責任者(CEO)向け高級研修班を開催している。毎月1回、全国各地の富豪が一同に会し、人脈を築いている。参加しているある企業家は「月に1回、授業を受ける。その後はみんなで五つ星ホテルでの会食。費用は持ち回りで支払う。授業は月に一回だけだが、清華大学の卒業証書と人脈はきわめて重要だ」と話している。(翻訳・編集/KT)

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