海外留学ブームが低年齢化、背景に中国の教育体制に対する不信感―中国誌

Record China    2010年7月17日(土) 5時57分

拡大

14日、中国で子供を海外の大学や高校に送り出す保護者が増えている。背景には中国の教育体制に対する不信感があるようだ。写真は6月、南京で開かれた大学進学ガイダンス。留学仲介業者のブースが人気を集めた。

(1 / 4 枚)

2010年7月14日、中国で子供を海外の大学や高校に送り出す保護者が増えている。背景には中国の教育体制に対する不信感があるようだ。南都週刊が伝えた。

その他の写真

中国教育部の統計によると、2009年に中国の大学受験を放棄した高校生の数は84万人、今年はそれが100万人に達する見込みだ。最近では留学の低年齢化も進み、今年は高校から海外という人の数が例年の2割から3割増、大学から海外という人は同1割増に達する見通し。上海では留学する人のうち15〜18歳が3割近くを占めている。

留学熱は富裕層だけでなく中産階級にまで広がっている。子供を海外留学させるには莫大な費用が必要だが、それでも行かせたい親の思いは切実。中国の教育体制や大学に対する強い不信感が背景にある。北京、上海、南京などの大都市では海外大学に留学する人の数が毎年20%のペースで増加しているという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携