<W杯>タコの「予言者」パウル君には黒幕がいた?!―中国メディア

Record China    2010年7月13日(火) 11時5分

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2010年7月9日、中国中央電視台のサッカー番組司会者・劉建宏氏は、サッカー南アフリカW杯の予想を全て的中させたタコの「予言者」パウル君には、裏の事情があると断言した。写真は12日、上海万博スペイン館。W杯優勝を記念する横断幕が掲げられた。

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2010年7月9日、中国国営TV局中央電視台(CCTV)のサッカー番組司会者・劉建宏(リウ・ジエンホン)氏は、サッカーW杯南ア大会8試合の予想を全て的中させたタコの“予言者”パウル君に、「裏の事情がある」との考えを示した。10日、人民網が伝えた。

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パウル君はドイツ・オーバーハウゼン水族館に住むタコ。対戦国の国旗がつけられたつぼのどちらを先に選ぶかという方法で勝敗を予想した。ドイツ戦7試合と決勝戦の8試合全ての予想を的中させ、世界的な話題となった。2年前の欧州選手権でも5試合中4試合を当てるなど、予想の正確性は専門家をはるかにしのいでいる。

劉氏は「パウル君がなぜこれほど正確に予想できるのか考え続けてきたが、その答えがわかったように思う」と話した。まず、試合の結果予想については「非常に優秀なブレーンがいるのだろう」と分析。彼らが情報収集し、正確に勝敗を予想する。そこからは簡単だ。パウル君が選ぶつぼの片方にパウルの好物を入れておくことで、その行動は簡単にコントロールできるという。

そうなると、気になるのは動機だが、劉氏は「オーバーハウゼン水族館の知名度を上げることが目的だった」とコメント。すでに同水族館公式サイトのアクセス数は急増、来場希望の観光客も増えるなど、目的は見事に果たされたと分析した。(翻訳・編集/KT)

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