上海万博より東京ディズニーランドに行きたい!中国で日本旅行ブーム―華字紙

Record China    2010年7月10日(土) 15時50分

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9日、上海万博で人ごみに疲れるより、東京ディズニーランドで遊びたいと考える中国人が増えている。7月1日から個人観光ビザの発給要件が緩和されたことも大きな要因だが、どうやら日本の魅力はそれだけではないようだ。写真はビックカメラ有楽町店。

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2010年7月9日、上海万博で人ごみに疲れるより、東京ディズニーランドで遊びたいと考える中国人が増えている。7月1日から個人観光ビザの発給要件が緩和されたことも大きな要因だが、どうやら日本の魅力はそれだけではないようだ。華字紙・日本新華僑報が伝えた。

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1日から中国人向け個人観光ビザの発給要件が緩和され、富裕層に限られていた発給が中間層にまで拡大された。09年の訪日中国人観光客は延べ101万人だったが、これにより13年には延べ390万人、16年には延べ600万人にまで増えることが期待されている。また、7月の訪日中国人客数は、緩和効果が早くも出始めたのか前年同期比40〜50%増に達する見込みだ。

だが、日本への旅行がブームを迎えつつある背景にはビザの緩和だけでなく、「行きたい」と思わせるだけの十分な魅力があるようだ。まずは、観光地。国土の広さと名所旧跡の数からすれば、かえって中国の方が見どころ満載のように感じるが、日本の観光地の方が簡素ながらも日本独特の文化を体験することが出来て良いのだという。中国の観光地はどこも似たり寄ったりで面白みに欠けるらしい。

それに、何といってもサービスが違う。至るところに中国語が話せる従業員が配置されており、言葉の問題もほとんどない。温かい笑顔と心のこもったサービスは、今の中国の観光地では決して味わえないものだ。そして、買い物目当ての客にとって1番の魅力は日本の家電やファッション、化粧品。お土産といえば工芸品しかない中国の観光地とはえらい違いなのだろう。

日本に続き韓国も、中国人向け個人観光ビザの発給要件を緩和する方針を固めている。中国人客をめぐる争奪戦はますます激しさを増しているが、その反面、中国国内の観光地は客を奪い返す作戦を練る必要がありそうだ。(翻訳・編集/NN)

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