2010年7月8日、韓国紙・朝鮮日報は、中国政府が米韓合同軍事演習に強く抗議する立場を外交ルートで表明したと報道した。環球網が伝えた。

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同紙は、「中国は米韓合同軍事演習が朝鮮半島の安全と安定に危害をもたらすことを理由に、冷静に抑制するよう求めてきた。事実上の強い抗議だ」との外交事情に詳しい関係者のコメントを掲載した。

黄海での米韓合同軍事演習は哨戒艦沈没問題を受け、北朝鮮に圧力をかける目的で計画されたもの。中国は自国近海に米空母が進入することに不快感を示してきた。朝鮮日報は、ここ数日、中国から合同演習を批判する「強い言葉」が発せられていると報道している。

ただし韓国政府関係者は「先月30日に中国が東シナ海で実施した実弾演習と同じだ。韓国の領海において同盟国の米国とともに行う軍事演習は、いかなる国も干渉できない主権問題であり、中国の抗議があっても中止されることはない」と話している。（翻訳・編集/KT）