エアコンがバカ売れ!電力消費量は記録更新=各地を襲う連日の猛暑で―中国

Record China    2010年7月7日(水) 22時10分

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4日、BBC中国語サイトは記事「中国の大部分を襲う連日の高温、酷暑」を掲載した。華北、華東、華南、西部と中国の大部分は猛暑に見舞われ、大きな影響を与えている。写真は6日、猛暑に見舞われた中国各地。

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2010年7月4日、BBC中国語サイトは記事「中国の大部分を襲う連日の高温、酷暑」を掲載した。

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3日、北京市の気温は35度を突破。ヒートアイランド現象により、市街地の最高気温は37度以上にまで上がった。午後6時半時点で天安門広場の気温は37.8度を記録している。上海も連日37度の猛暑。万博会場では噴霧器などの設備がフル稼働、扇子46万本が入場者に配られた。

広州市も3日連続の猛暑。冷たい飲み物やビール、スイカの販売量は通常の3倍に跳ね上がった。価格が下落傾向にあった緑豆の値段も再び高騰し、豚肉と同水準になったという。「火城(火の街)」と呼ばれる武漢は急ぎ「納涼プロジェクト」を発令した。全市1000か所の納涼ポイントは24時間開放された。各ポイントではエアコンが稼働し、冷たい飲み物や薬、娯楽設備などが用意されている。

連日の猛暑にエアコンの販売台数はうなぎ上りとなった。販売量は30〜50%も増えているという。さらに電力消費量も急増。3日正午、広州市は1047万キロワットと記録を更新。北京市では昨年より10%以上多い1570万キロワットを記録すると予想されている。このほか各地で電力消費量は過去最高を更新する勢いだ。

3日、中央気象台は高温警報のレベルを引き上げた。今後数日間にわたり、華北、華東、華南、西部など中国各地を高温が襲うと予想される。一部地域では40度を突破する見通しだ。(翻訳・編集/KT)

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