2010年6月28日、決勝へ向けてますます盛り上がっているFIFAワールドカップ南ア大会だが、中国の北京市ではその応援グッズである「ブブゼラ」の街頭販売が目立つ。チャイナフォトプレスの報道。

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今大会でおなじみとなったブブゼラは南アの民族楽器で、長さ1mほどもあるラッパ。各試合ともその轟音に包まれ、ホイッスルの音もまともに聞こえないほど。各国で物議をかもしている。

北京市内では、この商機に乗ってブブゼラの臨時店舗を設置する人々が見られる。ある店主は、「もともと衣料品を扱っているのだが、今はブブゼラだね。1個25元(約325円)で、1日10個は売れるよ」とご機嫌だ。ブブゼラを2個購入していったある外国人は「開幕当初はうるさくてたまらなかったんだけど、今は慣れちゃってね。ブブゼラが鳴らないと物足りないくらいだ」と漏らした。ちなみのこのブブゼラ、世界で流通する9割は中国で生産されているという。

中国代表は今大会には出場していないのだが、中国人は誰を応援しているのだろう？(翻訳・編集/愛玉)