中国製携帯電話の台頭=大手メーカーそっくりの高機能スマートフォンを激安販売―米紙

Record China    2010年6月24日(木) 12時42分

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23日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはこのほど、記事「中国製携帯電話の台頭」を掲載した。写真は昨年5月、天宇、クアルコム、マイクロソフトの3社によるスマートフォン共同開発発表会。

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2010年6月、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは記事「中国製携帯電話の台頭」を掲載した。23日、国際在線が伝えた。

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K-Touchブランドを展開する、中国最大の携帯電話メーカー・北京天宇朗通通信設備株式有限公司。同社の安価なスマートフォンが人気を呼んでいる。さらに紫外線ニセ札判定機など不思議な機能を搭載しているのも売りだ。中国コンサルティング企業・易観国際によると、中国市場における今年第1四半期の携帯電話出荷量は約550万台。天宇はノキア(33.2%)、サムスン電子(24.9%)に続き、シェア7.5%で3位につけた。

易観国際のアナリストによると、一時は海外ブランドがシェア90%を占めた中国市場だが、現在では約3分の1が中国ブランドになっている。賽迪顧問公司のアナリストは、天宇には革命的なデザインこそないものの、実用的デザインと機能がニーズに応えていると指摘した。

天宇の徐坤(シュー・クン)ブランド普及マネージャーは、200ドル(約1万8000円)以下の低価格携帯電話でも、名刺スキャンやショートメール読み上げなど人気の機能は必ず搭載されていると胸をはった。ある天宇ユーザーは、「購入した天宇製携帯は台湾HTCのタッチスクリーン・スマートフォンにそっくりのデザインだが、価格は3分の1」と喜んでいた。(翻訳・編集/KT)

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