「キムチと四川泡菜は全くの別物!」韓国副領事がパクリ説を真っ向否定―四川省成都市

Record China    2010年6月17日(木) 18時14分

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16日、「南アフリカW杯で見られる韓国キムチの広告ポスターは中国四川省の伝統漬物の四川泡菜をパクッたもの」という批判に対し、韓国副領事が「両者は全くの別物」と反論。写真は四川泡菜の漬物甕。

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2010年6月16日、四川新聞網は、大韓民国在成都総領事館ホン・スンジュン副領事が15日、最近中国国内で問題になっている「韓国キムチは四川泡菜のパクリ」報道に関して「両者は全くの別物」と、これを否定したと伝えた。

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今月8日、四川省農業庁の職員が「南アフリカW杯で見られる韓国キムチの広告ポスターに使われている容器は、明らかに四川省の伝統漬物である『四川泡菜』独特のかめだ」とメディアに指摘。「韓国キムチは四川泡菜をパクッたものだ」と主張したことから、ネット上で論争となっていた。なお、四川省はザーサイをはじめとする漬物食品の名産地。

ホン副領事は記者に対し「韓国キムチの発祥は韓国の三国時代(韓国では紀元前1世紀から紀元後7世紀をいう)初期であり、当時のキムチはいろいろな野菜を塩で漬け込んだもの。李氏朝鮮時代(1392年〜1910年)にその作り方や材料が多種多様に発展し、同時に外国から伝わった唐辛子が、キムチ作りに大きな影響を与えた」と説明した。

「現在韓国には336種類のキムチが存在するといわれ、その作り方や使用する容器も地方によってさまざま。『ポスターに四川泡菜のかめが使われている』というのは誤解であり、韓国のキムチ文化を理解してほしい」と同副領事は訴えている。(翻訳・編集/本郷)

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