成都市民がメキシコ湾原油事故へ助言、オバマ大統領から感謝の返信―中国

Record China    2010年6月11日(金) 15時27分

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9日、オバマ米大統領にメキシコ湾で起きた原油流出事故の解決策を電子メールで伝えた四川省成都市の市民、李良さんに、大統領から返信が届いた。写真はメキシコ湾の原油流出事故を図解したもの。BPは6日、原油封じ込めに成功したと発表している。

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2010年6月9日、オバマ米大統領にメキシコ湾で起きた原油流出事故の解決策を電子メールで伝えた四川省成都市の市民、李良(リー・リアン)さんに、大統領から返信が届いた。10日付で成都商報が伝えた。

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李さんは成都市に住むごく普通の市民。5月末にテレビのニュースでメキシコ湾の原油流出事故を知った。画面に映し出される油まみれの海鳥や口を大きく開けた魚の死がいに心を痛めた李さんはそれから、原油流出を食い止める良い方法はないかと日夜考えるようになる。そしてついにある方法を思いついた。内外の圧力を一定にしてから、大きな蓋で油漏れの部分を塞ぐというものだ。李さんは、早速米国人に教えてあげようと思い立った。

最初はネット上の掲示板にオバマ大統領宛ての公開書状を書き込んだ。だが、全く反応がない。知人がホワイトハウスの公式ウェブサイトから大統領に直接電子メールが送れることを教えてくれた。李さんが知人に英訳を頼んでオバマ大統領に電子メールを送ったのは4日のこと。無事に任務を終えた李さんは、「清々しい気持ちになった。返事なんて全く期待していなかった」。

ところが、それからわずか5日後の9日。オバマ大統領から返信メールが届いたのだ。感激した李さんは「これからも環境問題に関心を寄せていきたい」と興奮気味に語った。さて、気になる返信の内容だが、李さんへの感謝と引き続き問題解決に尽力する旨が書かれていた。メールの最後には「バラク・オバマ」の署名も入っていた。(翻訳・編集/NN)

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