中国人留学生がレンタル携帯電話を持ち逃げ、被害企業は打つ手なし―スペイン

Record China    2010年6月5日(土) 11時52分

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2日、スペインメディアは、中国人留学生がレンタル携帯電話を返却しないで帰国する事件が多発していると報じた。携帯電話キャリアが罰金を徴収しようにも、遠く中国で訴えることは難しいという。写真は高級携帯電話のヴァーチュ。

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2010年6月2日、スペインメディアは、中国人留学生がレンタル携帯電話を返却しないで帰国する事件が多発していると報じた。4日、環球時報が伝えた。

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スペインの携帯電話キャリアは、1年半の利用契約を結ぶことで携帯電話をレンタルするというサービスを実施している。月額料金の多寡により借りられる携帯電話のグレードが決まる仕組みで、月額約60ユーロ(約6600円)の最上位プランでは、最新式の携帯電話がレンタルできる。

ところが中国人留学生によってサービスの維持が危ぶまれているという。多くの留学生は帰国直前に契約。レンタルした後すぐに帰国し、一切料金を支払うことなく高級携帯電話を手に入れているのだとか。

こうした事態に各携帯電話キャリアは怒りを露わにしているが、遠く中国に帰国した留学生を訴えることは容易ではない。こうした問題を受け、一部キャリアでは中国人留学生と契約する場合に、先に保証金を徴収する方針を検討しているという。(翻訳・編集/KT)

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