ヤフージャパンと中国最大の通販サイト・淘宝が提携!米eBay凌ぐ世界最大の通販サイト誕生―仏メディア

Record China    2010年6月4日(金) 18時0分

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1日、仏メディアは、ヤフージャパンと中国最大手ネット通販サイト・淘宝(タオバオ)の提携により、「世界最大のネット通販サイトが誕生する」と評した。写真はYahoo!ショッピングの商品を販売する「淘日本(タオジャパン)」。

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2010年6月1日、フランス通信社(AFP)は、「日中共同のネット通販プラットフォーム成立、米eBayのライバル誕生」と題した記事を掲載した。日本ポータルサイト最大手・ヤフージャパンと中国最大手ネット通販サイト・淘宝(タオバオ)が手を結んだことにより、6月1日から日中間でネット通販の直接取引が可能になったことを報じ、「激増するアジアのネットユーザーを取り込めば世界最大のネット通販サイトになる」と評した。2日付で環球網が伝えた。

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ヤフーとタオバオの提携によって、ユーザー数2億5000万人、取扱商品4億5000万点のネット通販の巨大プラットフォームが誕生した。米国のネット通販およびネットオークション大手・eBayには現在約9000万人のユーザーが存在し、同社の昨年の取扱高は600億ドルとされているが、これをはるかにしのぐ取扱高になる可能性も大きい。ヤフージャパン取締役会長兼ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、中国の浙江省杭州市で5月10日に行われた両社の業務提携発表の席で、「世界最大のネット通販サイトの誕生」と宣言した。両社のユーザーは今後、母国語を使って相互サイトの商品を購入できるという。

孫社長は「アジアのネットユーザーは激増している。わずか10年前には世界の19%を占めていたに過ぎないが、5年後には50%を占めるようになるだろう」と、すでに4億人を超えるネットユーザーが存在する中国を中心に、今後のさらなる発展に期待を寄せている。

また、中国最大の検索エンジン・百度(Baidu)は、日本のネット通販最大手・楽天と提携し、今年中にネット通販の合弁会社を設立する計画を今年1月に発表しており、中国を中心とした世界のネット通販の主導権争いはますます激しくなると予想される。

タオバオは、中国で企業間電子取引(B2B)のオンライン・マーケットを運営するアリババ(阿里巴巴)のグループ企業の1つで、中国最大のネット通販サイト。(翻訳・編集/HA)

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