中国人初!遼寧省出身の王さん、日本の個人タクシー運転手試験を突破―華字メディア

Record China    2010年6月2日(水) 17時29分

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1日、日本の華字サイト・中文導報網によると、九州運輸局福岡運輸支局でこのほど、日本初の中国人の個人タクシー運転手が誕生した。写真は中国のタクシー。

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2010年6月1日、日本の華字サイト・中文導報網によると、九州運輸局福岡運輸支局でこのほど、日本初の中国人の個人タクシー運転手が誕生した。中国新聞社が伝えた。

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中国人として日本で初めて個人タクシーの資格を取得したのは、中国遼寧省出身の王剛(ワン・ガン)さん(36歳)。王さんは89年12月に来日して以来、タクシー会社3社で合計11年7か月勤務したのち、今回の栄冠を勝ち取った。

記事によると、日本で個人タクシーの資格取得試験に参加するためには、10年以上のタクシー運転手経験と連続5年以上無違反という前提条件がある。また、試験自体もかなり難しく、前提条件も含めて日本人にとっても難関といわれている。実際に、今回の福岡運輸支局の個人タクシー資格取得試験に参加した15人のうち、合格者は王さんを含めて2人のみだったという。ちなみに王さんはこれまで無事故無違反のゴールド免許保持者だ。

社団法人全国個人タクシー協会は、「日本全国に4万5000人以上いる個人タクシー運転手のうち、外国人の資格取得者は非常に珍しく、中国国籍では王さんが初めて」と紹介する。

福岡運輸支局から5月25日に合格証を受け取った王さんは、「日本に来る中国人観光客のために、日本の見所や伝統文化を紹介したい」と張り切っている。(翻訳・編集/HA)

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