中国の富裕層は1億人超、最も金離れがいいのは広東人―米華字メディア

Record China    2010年5月24日(月) 11時30分

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19日、中国本土の各大都市が急速に発展しており、富裕層はすでに1億人を超え、きわめて大きな消費を生んでいる中、最も消費に積極的なのは広東省の住民であることがわかった。写真は同省広州市で開催された高級時計展。

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2010年5月18日、台湾誌「天下雑誌(Common Wealth)」が発表した調査結果から、中国本土の各大都市が急速に発展しており、富裕層はすでに1億人を超え、きわめて大きな消費を生んでいることがわかった。米華字メディア・世界新聞網が19日付で報じた。

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「天下雑誌」の行った調査によれば、中国上位10都市の小売市場規模は2兆7817億元(約37兆6500億円)を超え、昨年の台湾のGDPをも上回った。また、都市人口が総人口の約半数を占める6億3000万人となり、「中国は高度な都市化への成長段階に入った」とした。1人当たりGDPが1万ドルを超える都市は14都市に増えている。

消費総額が最も多いのは広東省。その省都である広州市は、09年の1人当たり平均消費額が2万3000元(31万1300円)で全国首位だった。続いて2位が深セン市(広東省)、3位・上海市、4位・温州市(浙江省)、5位・仏山市(広東省)で、上位5都市中3都市が広東省だった。

また、内モンゴル自治区のオルドス市が8位に入っている。一般に耳慣れない地名だが、09年の1人当たりGDPが1万9672ドルと、台湾の1万6442ドルを上回っていることも注目されている。(翻訳・編集/岡田)

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