<上海>不動産価格高騰で「一生結婚できない」男女が急増中―台湾メディア

Record China    2010年5月22日(土) 16時48分

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18日、新居の購入が男性にとって結婚の絶対条件になっている上海。しかし、不動産物件の高騰によって男性がどんなに頑張っても家は買えず、このため結婚できない男女が増えているという。写真は09年12月、上海市で行われた独身男女のためのお見合いイベント。

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2010年5月18日、台湾紙・商工時報は、不動産物件の高騰が上海市に住む結婚適齢期の男女に深刻な「結婚難」をもたらしていると報じた。中国新聞網がこれを伝えた。

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上海では不動産市場と男女の結婚問題は切っても切れない関係にある。なぜなら新居を購入できない上海男性は結婚できないし、上海女性は新居を準備できない男性とは決して結婚しないからだ。その結果、現在の上海には多くの男女が結婚できないままでいる。

こうしたなか、「どうして男だけが住居を用意しなければならないんだ?」というあまりにも素朴な疑問が、目下の上海で最もホットな話題になっているという。「新婚生活のための住まいは男性が購入すべき」という上海独特の結婚条件について、さまざまな立場の男女が賛成と反対、それぞれの意見を論じ合うテレビ公開討論も出現するほどだ。

実際、上海の不動産価格は1平米あたり平均で2万元(約28万円)を突破。さらに3万元(約42万円)に迫る勢いで上昇しており、マンションや一戸建ての住まいなど一般男性にとっては夢のまた夢だ。このため、昨年1年間で1万人を超える上海女性が、上海以外の土地に住む金持ち男性と結婚。さらに4万人を超す上海男性が、「新居を欲しがらない」地方出身の女性と結婚したという。(翻訳・編集/本郷)

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