2010年4月22日、浙江在線は、浙江省の温州市動物園で危険すぎる記念撮影があると報じた。入場客はなんとトラにまたがって撮影できるという。

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10日、王さんは温州市動物園に出かけた。午後2時からは猛獣ショーを見学。20分のショーが終わった後に衝撃の場面が待っていた。それは、30元（約411円）を支払うと、トラと記念撮影ができるというもの。トラには鎖も何もついていないだけに、見ているだけで恐ろしい。子どもを抱えて親子で記念撮影する人も少なくないばかりか、大胆にもトラにまたがり、「ハイ、チーズ」とポーズをとる人までいたという。ある女性客が危険はないのかとスタッフに質問したところ、トラは牙も爪も抜かれているとの返答だったが、果たして本当に安全なのだろうか。

王さんが動物園に問い合わせたところ、動物園側は入場客の安全のため、猛獣との記念撮影は推奨していない。ショーは安徽省から来たグループに委託しているとのこと。王さんの問い合わせを受け、園側は記念撮影をやめるよう通達したという。かつては北京動物園でも猛獣との記念撮影ができたが、数年前に禁止された。人間だけではなく、動物の安全をも考慮したのが理由だという。しかし、温州市など地方都市ではまだこの危険な記念撮影が続いているようだ。（翻訳・編集/KT）