ブランド好きの中国人、高級品の5割が贈答用―中国

Record China    2010年4月22日(木) 11時12分

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20日、09年に中国で購入された高級品の5割が贈答目的であることが分かった。写真は江蘇省無錫市内の高級ブランド店。

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2010年4月20日、09年に中国で購入された高級品の5割が贈答目的であることが分かった。中国経済週刊が伝えた。

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コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーがこのほど発表したレポートによると、中国の09年の贅沢品市場の売上高は前年比約12%増の96億ドルで、世界の贅沢品市場の27.5%を占めた。5年後には146億ドル規模になり、世界トップシェアを獲得すると同社は予想している。

また、ボストン・コンサルティング・グループは、上海で3月27日に開催された「第2回高級ブランドハイレベルフォーラム」で、中国の贅沢品市場の消費総額は2015年には2480億元(約3兆3480億円、約363億ドル)に達するとの研究レポートを発表した。

一方、マッキンゼー・アンド・カンパニーの調査によると、09年に中国人が購入した贅沢品の約50%が贈答目的。英誌エコノミストは「ブランド信仰者の代表といえばかつては日本人だったが、今や中国人に取って替わりつつある」とし、よく知らないブランドでも購入していると指摘した。これに対し、ある中国のブランド愛好者は「中国人も生活の質を追求するようになっており、ブランドの持つ格調が自身に合うかにも注意し始めている。昔のように単純に表面的な体裁を飾っているのとは違う」と反論している。(翻訳・編集/HA)

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