中国海軍艦10隻が沖縄の公海を通過、「今までになかった事態」―防衛省

Record China    2010年4月13日(火) 19時34分

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13日、北沢俊美防衛相が記者会見で発表したところによると、中国海軍艦10隻が今月10日夜、沖縄本島西南西の公海を通過した。防衛省統合幕僚監部は「中国海軍の活動は徐々に活発化している」としている。写真は中国海軍のミサイル駆逐艦・石家荘号。

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2010年4月13日午前、北沢俊美防衛相が記者会見で発表したところによると、中国海軍艦10隻が今月10日夜、沖縄本島の西南西約140km地点の公海を通過した。防衛省統合幕僚監部は「中国海軍の活動は徐々に活発化している」としている。環球時報の報道。

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北沢防衛相は「公海だが、今までになかった事態。詳細な分析をして、わが国に対する意図があるのかないのかを含めて調査したい」とコメントしている。

防衛省統合幕僚監部の資料によると、中国人民解放軍の機関紙は、海軍・東シナ海艦隊が同海海上で大規模な合同軍事訓練を行うと発表済み。今月7〜9日にかけて、東シナ海中部海域で艦載ヘリの飛行訓練が行われていることを確認している。その後、10日夜にはキロ級潜水艦2隻、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦2隻、護衛艦3隻を含む10隻が沖縄本島と宮古島間を通過し、南下した13日午前には沖ノ島方向へ向かったとした。

なお、防衛省は先月18日にも、同じ海域でミサイル駆逐艦を含む中国海軍の6隻を確認している。(翻訳・編集/愛玉)

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