トヨタのリコール問題、日本の自動車産業全体に「壊滅的な打撃」―中国

Record China    2010年3月2日(火) 5時29分

拡大

1日、トヨタ自動車の大規模リコール問題について、中国自動車流通協会の羅磊・副秘書長は「日本の自動車産業全体に壊滅的な打撃を与えた」と厳しい見方を示した。写真は先月28日、国産「RAV4」のリコールを開始した江蘇省南通市にあるトヨタのサービスセンター。

(1 / 4 枚)

2010年3月1日、トヨタ自動車の大規模リコール問題について、中国自動車流通協会の羅磊(ルオ・レイ)副秘書長は「日本の自動車産業全体に壊滅的な打撃を与えた」と厳しい見方を示した。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

羅副秘書長は、リコールを実施した日本の自動車メーカーはトヨタだけに止まらず、日系の5大メーカーすべてに及んだと指摘。消費者にとって日本車はかつて「高品質」の代名詞だったが、今や世界中で頻繁に起こるリコールは日系ブランドの問題点を浮き彫りにし、日本の自動車産業全体にとてつもなく大きな打撃を与えたことは確かであると述べた。

また、こうしたリコール問題は中国の自動車産業にとって非常に大きな警告となり、品質、安全、消費者の3つに特に力を入れる必要があることを教えてくれたと強調。トヨタのリコール問題は日本の自動車産業に不利な影響を与えたことは確かだが、同時にこれほど大規模なリコールを実施するということは、トヨタにそれだけ豊かな技術的備えがあることを世界に知らしめたことになるとも指摘した。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携