中国人選手の年齢詐称を認定=シドニー五輪銅メダル剥奪を勧告―国際体操連盟

Record China    2010年3月1日(月) 11時59分

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2010年2月26日、国際体操連盟(FIG)はシドニー五輪の女子団体総合銅メダリストである中国の董芳霄が年齢を詐称していたと発表。国際オリンピック委員会(IOC)に中国のメダル剥奪を勧告した。写真は2001年北京ユニバーシアードでの董芳霄。

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2010年2月26日、国際体操連盟(FIG)はシドニー五輪の女子団体総合銅メダリストである中国の董芳霄(ドン・ファンシャオ)が年齢を詐称していたと発表。国際オリンピック委員会(IOC)に中国のメダル剥奪を勧告した。27日、新華網が伝えた。

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体操競技には柔軟性と機敏さが要求されることから、若い選手の方が高得点を取りやすい傾向にある。しかし未成熟な選手が過酷な競技によって危険にさらされるとして、1997年より参加年齢は16歳以上と規定された。

董はFIGに1983年1月20日生まれと登録、シドニー五輪に出場した。しかし2008年に北京五輪スタッフを担当した際には生年月日は1986年1月23日となっており、1983年1月20日生まれは年齢詐称と判断された。FIGはすでにシドニー五輪、1999年の世界選手権の記録抹消を決定したほか、IOCに銅メダル抹消を勧告した。

同じくシドニー五輪の体操女子中国代表の楊雲(ヤン・ユン)も年齢詐称疑惑で調査対象となっていたが、証拠不十分として警告処分のみとなった。このニュースを報じた捜狐網ではネットアンケート調査を実施。「軽蔑する。年齢詐称疑惑が相次ぐ中、事件になるのは時間の問題だった」との回答が55%でトップとなった。(翻訳・編集/KT)

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