「オバマ大統領に騙された」、ダライ・ラマとの会談にネットユーザーの不満が爆発―中国

Record China    2010年2月20日(土) 11時27分

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19日、オバマ米大統領とダライ・ラマとの会談により、それまでオバマ大統領に好意的な評価をしていた中国のネットユーザーの多くが「騙された」と感じているという。写真はオバマ関連書籍を読む中国・青島市の青年。

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2010年2月19日、台湾への武器売却決定、貿易摩擦など米中間の衝突が続き、中国のネットユーザーの米政府に対する不満が増している。オバマ米大統領とダライ・ラマとの会談により、それまでオバマ大統領に好意的な評価をしていたユーザーの多くが「騙された」と感じているという。香港紙・文匯報の報道をもとに環球時報が伝えた。

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記事によると、オバマ氏が黒人初の米大統領に当選してから、中国のネットユーザーはオバマ大統領に大きな注目をしてきた。大統領が09年に中国を訪問した際には「オバマ旋風」さえ巻き起こり、大統領の一挙一動が話題として取り上げられた。

しかし、米政府が台湾への武器売却を決定してからは、米中関係の行方がユーザーの注目点となり、「米中間で深刻な衝突が発生する可能性がある」との意見も多い。あるユーザーは「オバマ大統領がダライ・ラマとの会談に固執したことで、米中関係は今後さらに悪化する可能性が高い。これはすべて米国が引き起こしたことだ」としている。

中国が今後どのように対応すべきかについては、ユーザーの意見は分かれており、「中国はこれ以上能力を隠し続けることはできない」といった強硬意見や、「和を以って貴しとなす」など米中間の利益関係の複雑さを理解する意見が挙がっている。(翻訳・編集/HA)

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