<上海万博>世界初、3Dソフトでフランスパビリオンを完全再現

Record China    2010年2月20日(土) 21時59分

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2010年1月20日、ダッソー・システムズは3DVIA Virtoolsソフトウエアで作成された上海万博フランスパビリオンのバーチャル・レプリカ「バーチャル フランス パビリオン」を発表した。

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2010年1月20日、ダッソー・システムズ(本社:仏ベリジー)はパリの中国文化センターにて、3DVIA Virtoolsソフトウエアで作成された上海万博フランスパビリオンのバーチャル・レプリカ「バーチャル フランス パビリオン」を発表した。

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上海万博のより高度な完全3Dパビリオン化に向け、すでに10以上の国際パビリオンがこの最先端テクノロジーを採用している。158年の万博史上で初めて採用された技術であり、サイト訪問者は万博をバーチャルに体験しながら、3Dによるインタラクティブな活動に参加したり、実際の万博から配信されるイベントのオンライン映像を視聴することが可能になる。

本物のパビリオンにいるかのように、屋上庭園やオルセー美術館の名画を鑑賞しながらパビリオンの内外を自由に散策をしたり、最先端の3Dテクノロジーにより、ミニゲームへの参加や、ゴーギャンの「食事(Le Repas)」の作品の題材を探索するなど、3Dによる素晴らしいインタラクティブ性を楽しむことが可能だ。

ダッソー・システムズのフィリップ・フォレスティエ氏は次のように述べている。「初の万博オンラインにおいて世界で最も先進的なバーチャル・パビリオンを実現するという素晴らしいプロジェクトを支援させていただき、光栄に思います。3DVIAによって作られたパビリオンは、世界中の人々にユニークな体験をもたらします。このようなパビリオンは先例がないもので、リアルタイム、3Dのインタラクティブ性、360度の空間体験(ウォークスルー)などを多数のサイト訪問者に提供します。ダッソー・システムズは夢を育み、創造し、体験する想像力をかきたてるようなテクノロジー開発に注力しています。3Dライフライク・テクノロジーとオンライン・コミュニティでの人々の集合知により、私たちはバーチャルな世界で描いた夢をリアル・ライフで実現し、より良い世界を築くことができます」

世界中からアクセスできる上海万博オンラインには一億人以上のアクセスが見込まれている。未来にまで永遠に続くバーチャル博覧会として、実際の万博が終了した後も永久に保存されることが決定している。(編集:MO)

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