<在日中国人のブログ>驚き!日本アニメが世界を席巻する秘密

Record China    2010年2月9日(火) 11時51分

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7日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健氏は、「驚き!日本アニメが世界を席巻する秘密」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は東京・お台場の巨大ガンダム。

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2010年2月7日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は、「驚き!日本アニメが世界を席巻する秘密」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。

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日本のアニメ・マンガは経済成長を支える重要なコンテンツ産業と位置付けられている。ここまで発展するまで、政府が果たした役割も小さくない。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、08年のアニメ関連輸出額は計100億ドルを突破。広義のアニメ・マンガ産業は日本の国内総生産(GDP)の10%以上を占め、自動車産業が稼ぎ出す額をすでに上回っている。

08年に日本国内で上映されたアニメ映画は計81本。テレビアニメは毎週80本を超えた。また、「機動戦士ガンダム」のようにキャラクター・グッズの売上も半端ではない。日本の玩具大手バンダイの年間売上のうち、15%〜17%をロボット系玩具が占めるという。そして今、最も力が入れられているのが海外市場の開拓だ。このようにアニメ・マンガ産業は多くのビジネスチャンスを生み出している。

日本はアニメ・マンガをハリウッド映画のような輸出産業とし、また独立した文化として育てるため政策や資金面で大きく後押ししている。外務省は政府開発援助(ODA)のうち24億円の「文化無償協力」枠でアニメ放映権を購入し、発展途上国で放映することを決めた。これは日本アニメの普及のほか、海外の若者に親日派を増やすなど、相当なメリットをもたらすと外務省は分析している。(翻訳・編集/NN)

●孔健(こう・けん)

孔子の直系第75代目の子孫で、孔子研究家、日中関係評論家。山東大学日本語学科を卒業、1985年に来日。96年、チャイニーズドラゴン新聞を創刊。NPO法人日中経済貿易促進協会理事長などさまざまな日中関連の機関で代表を務める。「日本人は永遠に中国人を理解できない」「日本との戦争は避けられない」など著書多数。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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