<続報>車でワープのツワモノも!マラソン大会で記録ねつ造相次ぐ―福建省アモイ市

Record China    2010年1月27日(水) 21時14分

拡大

27日、福建省アモイ市で2日に開かれた「2010アモイ国際マラソン大会」で、記録のごまかしがあったと指摘された団体が実在しないことが分かった。写真は大会当日。

(1 / 4 枚)

2010年1月27日、福建省アモイ市で2日に開かれた「2010アモイ国際マラソン大会」で、記録のごまかしがあったと指摘された団体が実在しないことが分かった。人民日報が伝えた。

その他の写真

問題のマラソン大会では上位100人中31人にごまかしがあったことが判明し、記録はすでに取り消し処分を受けている。特に問題視されたのは、2時間32分30秒から同32秒までの2秒間。ゴールしたのは6人のはずが記録上は11人となっており、うち7人が「山東省済南市体育工業大学」の選手だった。このほか、23位と24位の選手もごまかしが判明したが、2人とも「山東省東方中学」の選手だった。

ところが、同大学の元キャプテンで現在は済南市体育局の副局長を務める張庸(ジャン・ヨン)氏によると、同大のチームは03年に解散している。そのため、大会では何者かが同大の名前を使ってエントリーしたものと見て、調査を進めている。また、山東省教育庁が調べた結果、同省に「山東省東方中学」は存在しなかった。

同大会ではICチップを利用して成績を計測しているため、他人のチップと交換したり、一緒に持って走ったりするごまかしが多かった。また、通過地点のタイムは計測されないことから、途中を堂々と車でワープするというツワモノもいたという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携