「金さえあれば、ではない」!中国のインターネット、急速な成長と改善されない「自由」―米メディア

Record China    2010年1月17日(日) 16時49分

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16日、米ラジオ局・ボイスオブアメリカ中国語サイトは記事「ネットユーザー3億8000万人に、目覚ましい発展と改善されない自由」を掲載した。中国政府がネット検閲を強化するなか、グーグルの声明が与えた影響が注目される。資料写真。

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2010年1月16日、米ラジオ局・ボイスオブアメリカ中国語サイトは記事「ネットユーザー3億8000万人に、目覚ましい発展と改善されない自由」を掲載した。

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5日、中国インターネット情報センター(CNNIC)は、中国のインターネットユーザー数が3億8400万人に達したことを発表した。インターネット普及率は28.9%に上昇している。2008年末から8600万人もの増加となった。

市民の権利擁護ウェブサイト・民生観察網を運営する劉飛躍(リウ・フェイユエ)氏は、中国のインターネットが目覚ましい成長を遂げていると認めたが、一方で「グレート・ファイアウォール」(GFW)と呼ばれる中国政府の厳しい検閲に不満を見せた。同氏のサイトも規制の対象で、中国国内からは表示できないようになっている。

こうした中、米検索大手・グーグルは中国のインターネット検閲に異議を唱え、協議が成立しなければ中国市場から撤退する構えも見せている。劉氏は「グーグルの声明に敬意を表する。中国政府は金さえあれば何でもできると考えているかもしれないが、そうした中でグーグルが表明した異議は、多くの人々に強い影響を与えるものになったのではないか」と述べている。(翻訳・編集/KT)

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