住宅ローンが払えません!返済不能による訴訟が急増―北京市

Record China    2010年1月10日(日) 17時2分

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9日、中国新聞網は記事「北京ホワイトカラーにのしかかる住宅ローン=返済不能による訴訟が増加」を掲載した。特に十分な経済能力を持っていないのに家を購入した若者世代の問題が目立つという。資料写真。

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2010年1月9日、中国新聞網は記事「北京ホワイトカラーにのしかかる住宅ローン=返済不能による訴訟が増加」を掲載した。

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近年、住宅ローン未払いに関する訴訟が急増している。北京市昌平区、石景山区の裁判所では2009年の裁判数は前年比で4倍にまで増えた。以前は不動産業者と購入者のもめごとが原因でローンの支払いをストップするケースが多かったが、最近では支払い能力不足が原因のケースが大多数だという。

北京市の住宅購入者のうち4割は「80後」(80年代生まれ)。まだ仕事を始めて日が浅く十分な経済能力を持たないのに、親から頭金を借りて家を買いローンに苦しむ人が多い。また少しでも早く返済しようと、収入を偽ってまで高い返済額を設定する者もいるのだとか。銀行ローンで家を買った若者世代のうち、約35%は月給の60〜70%という重いローン負担に苦しんでいる。また銀行も利益を上げようとして購入者の経済状況をきちんと審査することなく貸し付けることが多く、返済遅延の増加を招いている。(翻訳・編集/KT)

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