中国、南極の鉱物資源に虎視眈々、激化する資源争奪戦に参戦の構え―豪紙

Record China    2010年1月11日(月) 5時46分

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7日、オーストラリア紙は「中国が南極の鉱物資源に目を付けた」と題した記事を掲載した。写真は昨年10月、上海から南極に向けた出発した南極観測船「雪龍号」。

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2010年1月7日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは「中国が南極の鉱物資源に目を付けた」と題した記事を掲載した。8日付で環球時報が伝えた。

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中国のエネルギー担当官僚を含む視察団は6日、南極のオーストラリアのケーシー基地を訪れ、観測隊の隊員や外交官らとランチを共にした後、中国の南極観測船「雪龍号」に乗り込んだ。記事によれば、中国視察団の訪問は膨大な自然資源を持つ南極に対する中国の興味が増している証拠。団員の1人も今回の視察の目的を「中国の南極観測の現状把握、未開発の鉱物資源と潜在的な埋蔵量の実地調査」と話している。

91年に採択された「南極条約議定書(マドリード議定書)」で南極における資源開発は禁じられているが、2048年にはその効力も切れる。記事は、最近の中国政府は巨額の外貨準備を利用し、国内企業に海外資源の確保を強く勧めていると強調した上で、今回の視察は48年以降をにらんだ下準備であるとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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