超大物スターの復活や極秘婚騒動、そして中華芸能界にもはびこる薬物汚染など…09年を揺るがせた華流10大ニュースをレコードチャイナ編集部のセレクトでご紹介する。第6回は、「恋多きスターがついに年貢収めた…レオン・ライも極秘婚発覚」。

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90年代の香港音楽界を代表する「四大天王」として、トップ歌手に君臨してきたレオン・ライ(黎明)。中華芸能界のアイドルは日本以上に完璧な理想像が求められ、努めてファンの夢を壊さないよう心を砕くため、恋愛や結婚については表面上“清廉潔白”を貫く傾向にあるが、レオンは四大天王の中では特に恋のうわさが多いことで知られ、これまでに女優のミシェール・リー(李嘉欣)やスー・チー(舒淇)など数多くの美女らと浮名を流してきた。

そんなレオンに08年3月、挙式報道が流れる。お相手は交際中のモデル、ゲイリ・ライ（楽基兒）で、モルディブの小島を借り切って行われたと報じられた。式には芸能界の友人らも招かれ、「式は確かに行われた」との証言も上がったものの、当の2人は、互いの所属事務所を通じて否定のコメントを出す。

しかし実際にはこの時期、2人は米国・ラスベガスで入籍を済ませていた。今年夏になって、その入籍証明書の画像がネット上に流布したため、ゲイリ側がついに極秘婚を認めることとなる。これに対し、スターとしてのプロ精神を貫くレオンは「プライベートについては一切話さない主義。世界中にはいろんな性格の人間がいるけれど、僕はこういう性格なんだ」と、けんもほろろ。しかし、10月に行われた香港政府主催の「銅紫荊星章」（The Bronze Bauhinia Star）授与式で、公に2ショットを披露した。2人は07年10月、香港の新界に6000万HKドルの“愛の巣”を購入済み。

レオンとゲイリは05年、仕事を通じて出会い交際をスタート。レオンは今年43歳、ゲイリは29歳で、14歳差の「年の差夫婦」誕生となる。ゲイリは02年、サントリー烏龍茶のCMに出演し、日本でもおなじみとなった。(編集/愛玉)