「海角七号 君想う、国境の南」初日舞台挨拶に仕分け人「蓮舫」が飛び入り参加―東京

Record China    2009年12月29日(火) 10時56分

拡大

2009年12月26日、映画「海角七号 君想う、国境の南」の初日舞台挨拶がシネスイッチ銀座で行われた。出演のファン・イーチェン(范逸臣)、田中千絵、中孝介の他、事業仕分けで注目された民主党・参議院議員の蓮舫も参加した。

(1 / 6 枚)

2009年12月26日、映画「海角七号 君想う、国境の南」(ウェイ・ダーション=魏徳聖=監督)の初日舞台挨拶がシネスイッチ銀座で行われた。出演のファン・イーチェン(范逸臣)、田中千絵、中孝介の他、事業仕分けで注目された民主党・参議院議員の蓮舫も参加した。

その他の写真

同作は日本統治下の日本人男性と台湾女性による悲恋を、現代の台湾における日台の男女の恋などにからめて描いた作品で、地元では昨夏公開され、台湾映画歴代1位、外国映画を含めても「タイタニック」に次ぐ歴代2位に当たる14億円の興行収入を上げた話題作である。

出演の田中千絵は「台湾上映から1年を経て、私の故郷、日本で初日をむかえることができ本当に大きな感動を覚えています。日本でも1人でも多くの方に観て頂き、多くのアジアの国と同じように、共感していただける映画となることを心から願っています。」とコメント。感極まって涙があふれる場面もあった。

ゲスト参加の蓮舫は、「どうしても観たい映画でした。1年前に台湾で大ヒットして、(台湾では)“『海角七号』はもう観たか?”という言葉が挨拶がわりに使われたように、私も大使館の人や(台湾の)政治家の方や、知り合いの方にずっと言われていまして、日本での上映を楽しみにしていました。父の生まれ育った台湾が舞台になっていて、子どものときによく遊んでいた南部の墾丁と、あたたかく古き良き台湾が残っているすばらしい映画を観させていただきました。映画を通じて、日本と台湾が役者の皆様方の国籍を越えて繋がり、観ていただく方に本当にいろんな感動、涙、ストーリーを伝えていただけることは有難いことです。」とコメントした。

また、映画の舞台となった恒春をはじめ、実際に使用されたホテルなどのロケ地を巡るツアーが行われたり、映画で描かれなかった各登場人物の背景に触れたノベライズ版の日本語翻訳版が発売されるなど、話題性も高い。劇中に登場するオリジナル台湾焼酎“馬拉桑(マラサン)”が公開劇場にて販売され、上映館界隈に店舗を構える日比谷BAR5店舗にて、これをベースにしたスペシャルカクテルを販売するなど、映画の世界をさらに楽しめる企画も目が離せない。(編集:まさゆき)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携