華人社会の今年の漢字一文字は「起」―香港誌

Record China    2009年12月29日(火) 12時55分

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27日、香港誌によると、世界各国の華人が選んだ今年を表す漢字一文字は「起」だった。写真は北京の「三里屯SOHO」。

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2009年12月27日、香港誌・亜洲週刊によると、世界各国の華人が選んだ今年を表す漢字一文字は「起」だった。中国新聞網が伝えた。

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記事は、「起」が示す意味について、世界的な金融危機の後に見せた中国経済の台頭、ソマリア派遣からCOP15まで中国が世界中に示した責任感、世界中の華人の躍進、中国本土、マカオアモイ、台湾における不動産価格の高騰とそれに対する民衆の不満であると説明した。

記事によれば、中国は今年、改革開放30年で培った経済の底力で金融危機により疲弊した世界経済を牽引、国際社会での発言権を強めた。1月には海賊対策としてソマリア沖に艦隊を派遣。10月の第2次日中韓首脳会合では鳩山由紀夫首相の「東アジア共同体」に中国が積極的な姿勢を示したことで、日中韓の協力体制の方向性が大筋で固まった。コペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)も、成功のカギは中国が握った。

だが、記事は、中国本土、マカオ、アモイ、台湾における不動産価格の高騰は、不動産市場のいびつな生態と福祉の欠陥を表していると指摘。これ以上の高騰が続けば、民衆の不満も最高潮に達すると警告している。(翻訳・編集/NN)

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