<レコチャ広場>中国からも世界の一流ブランドを誕生させよう―中国

Record China    2009年12月27日(日) 11時49分

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22日、中国のブログサイトに「中国からも世界の一流ブランドを」と題した記事が掲載された。世界の高級品の4分の1は中国人富裕層が購入しているにも関わらず、中国にはいまだに国産の一流ブランドが存在しないと作者は嘆いている。写真は江蘇省のデパート。

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2009年12月22日、中国のブログサイト・新浪博客に「中国からも世界の一流ブランドを」と題した記事が掲載された。世界の高級品の4分の1は中国人富裕層が購入しているにも関わらず、中国にはいまだに国産の一流ブランドが存在しないと作者は嘆いている。以下はその内容。

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世界の一流ブランドトップ50というデータがあるが、それを見ると欧米ブランドが48を占め、中国ブランドは1つもない。中国人富裕層は車から化粧品、指輪や腕時計に至るまで実に様々な高級ブランド品を買い求めているが、その中にもやはり中国ブランドは含まれていない。自国の富裕層がこれほどの購買力を有していながら、購買意欲を満たせるブランドが1つもないのは少々おかしいだろう。

世界の一流ブランドと認められるには歴史と伝統が必要なのは言うまでもないが、その国の生産技術や科学技術の高さも反映しているのではないか。例えば先進国が作り出す高級車や高級ジュエリーを見ると、その国の文化レベルの高さと無関係ではないと痛感させられる。中国に一流ブランドが1つもないということは、つまりそれだけ技術や芸術性などが劣っているということだ。

胡錦濤(フー・ジンタオ)党中央総書記は先日、「イノベーション力を持つことが、企業が生き残る唯一の道だ」と言っていた。胡総書記は中国が「生産する国」から「創造する国」へと生まれ変わることを期待している。高級品が社会の発展に直接貢献する訳ではないが、中国の富裕層が自国ブランドを認め、世界の富裕層が「中国の高級ブランド品」を買いに来る日が来ればどんなに良いだろう。

もしそうなれば、中国人の自国文化に対する自信と誇りはさらに強まるに違いない。「高級品」が作れるかどうかは、その国の総合国力を測る「物差し」だと言えるだろう。(翻訳・編集/NN)

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