渡辺淳一さん、著作権侵害訴訟で中国出版社と和解―中国

Record China    2009年12月24日(木) 11時38分

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2009年12月23日、上海市第一中級人民法院で、日本の著名小説家・渡辺淳一さんと文化芸術出版社との和解が成立した。渡辺さんは著作権が侵害されたとして昨年、同出版社を告訴していた。写真は今年8月、上海書籍展に参加した渡辺さん。

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2009年12月23日、上海市第一中級人民法院で、日本の小説家・渡辺淳一さんと文化芸術出版社との和解が成立した。中国新聞社が伝えた。

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昨年、渡辺さんは上海文芸出版総社、文化芸術出版社など複数の出版社を相手取り、出版契約なしでの中国語版出版、契約満期後の出版継続など著作権侵害を受けたとして、約300万元(約4020万円)の賠償を求めて告訴した。

今年初頭の上海文芸出版総社との和解に続き、このたび文化芸術出版社との和解が成立した。和解には文化芸術出版社が10万元(約134万円)を支払うこと、在庫を処分し今後は出版しないことが盛り込まれたほか、渡辺さんが別個に訴えていた小説「愛の流刑地」海賊版の賠償を求める訴訟を撤回することも合意された。(翻訳・編集/KT)

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