「老けた」トニー・レオンに代わりキムタク起用、トラン監督がキャスト語る―台湾

Record China    2009年11月24日(火) 11時20分

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2009年11月23日、映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のPRのため台湾を訪れたトラン・アン・ユン監督が、インタビューでキャスティングについて語った。写真はトニー・レオン。

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2009年11月23日、映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のPRのため台湾を訪れたトラン・アン・ユン監督が、現地メディアのインタビューでキャスティングについて語った。中時電子報が伝えた。

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「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」は木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットと豪華キャストが話題の映画。監督は「青いパパイヤの香り」「シクロ」のトラン・アン・ユン監督で、台湾では来月4日から公開される。

香港の人気俳優トニー・レオン(梁朝偉)を起用した「シクロ」では、1995年の第52回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したトラン監督だが、「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」も12年前から製作を考えており、当初は木村拓哉が演じた「救世主」にトニーを起用するつもりだったという。

監督によると、映画製作の資金集めに四苦八苦している間に10年以上も経ってしまい、当初考えていたキャストが年齢を重ねたため、トニーより10歳若い木村拓哉を起用したとのこと。OKが出た撮影期間は非常に短いものだったとは言え、「彼(木村)は思いがけない驚きを与えてくれた」と、監督はその演技力と存在感を手放しで褒めちぎっていた。

トニーとは現在も親友関係にあるという監督によると、香港へ行くと必ずトニーがエスコートしてくれ、食事を共にするという。友人としてのトニーについては、「とても大らかで、他人と感情を分かち合える人」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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