2009年11月12日、中国で人気の韓国人女優チャン・ナラが言い放った「お金に困れば中国で稼ぐ」発言に、ネット上は大荒れの様相を見せている。NOWnewsが伝えた。

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ここ数年は主に中国で活動し、韓国人女優の中でも特に人気の高いチャン・ナラだが、このほど出演した韓国のトーク番組で、「いつも製作費に困ったら、中国に行って稼ぐの」と発言。この「中国蔑視発言」に反応したネットユーザーたちから、非難の声が巻き起こっている。

チャン・ナラは今年、6年ぶりに韓国映画界に復帰し「空と海」に出演。ところが映画自体は大コケで、上映開始からわずか10日で映画館から姿を消している。そこで飛び出した「中国で稼ぐ」発言のリアリティーもあいまって、重要マーケットからも締め出し必至の状況となっている。

チャン・ナラの中国での個人事務所は12日、彼女のブログの中に謝罪文を発表。「中国国民とファンに謝罪したい」「問題の発言は、テレビ局がナラの言葉に勝手に字幕をつけたもの」「さらに製作過程で大げさな表現に変えられた」「ナラ自身は、中国を第二の故郷と思っている」と記し、中国国民への理解を求めている。（翻訳・編集/Mathilda）