中国製パクリ携帯が海外市場を席巻、各国メーカーは対策に奔走―韓国紙

Record China    2009年11月12日(木) 22時33分

拡大

11日、中国製パクリ携帯が大量に海外に出回るようになったことで、サムスン電子やLGエレクトロニクスなど海外メーカーが緊急対策に追われていると報じられた。写真は北京の携帯電話の問屋街。パクリ製品が主力を占めている。

(1 / 4 枚)

2009年11月11日、韓国メディアは中国製パクリ携帯が大量に海外に出回るようになったことで、サムスン電子やLGエレクトロニクスなど海外メーカーが緊急対策に追われていると報じた。新浪科技が伝えた。

その他の写真

米国の市場調査会社iSuppliによれば、パクリ携帯の生産は昨年の1億100万台から、今年は44%増の1億4500万台に達した。これまでは中国国内の低所得者や農村住民向けに作られていたのだが、最近ではその矛先が海外に向けられ始めているという。同社は「パクリ携帯の輸出は昨年の6000万台から、今年は1億1000万台に急増した」と推測する。原因は、中国が国内の取り締まりを強化したこと。以前は摘発されても何も処罰されなかったが、最近は拘留刑が科されるようになった。

中国製パクリ製品が大量に流れ込むようになったことで、海外メーカーは対応に追われている。広東省深セン市では、LG社員が現地当局と協力してアジトを“急襲”。同社はこのほか、インターネットの通販サイトを常に監視し、各国税関にも協力を要請しているという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携