なかなか正常運用できない三峡ダム=上流では地質災害、下流では大干ばつ―中国

Record China    2009年11月12日(木) 6時24分

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2009年11月10日、雑誌・瞭望は記事「三峡ダム貯水の困難:上流の地質災害と下流の干ばつ」を掲載した。三峡ダムの正常運用には175メートルの水位が必要だが、今年も貯水計画は失敗に終わる可能性が高い。写真は三峡ダム。

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2009年11月10日、雑誌・瞭望は記事「三峡ダム貯水の困難:上流の地質災害と下流の干ばつ」を掲載した。

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三峡ダムは今年11月までに水位を175メートルにまで引き上げることを計画していた。洪水対策、水力発電、運輸、給水といった三峡ダムの機能を十全に発揮するには175メートルという水位が必要だが、安全面の確認や環境問題、水没地の移民等々の問題によりこれまでは実現しなかった。

昨秋、水位引き上げの計画が実施されたが、上流で地質災害が相次いだため中止された。今年9月から貯水は再開されたが、今年は地質災害以上に長江中下流域で発生した干ばつが深刻で、計画は失敗に終わる可能性が高い。都市民の生活用水すら不足するなか、貯水を一時中止することとなった。

一方で水不足は三峡ダムが原因ではないかとの疑念も高まりを見せている。専門家は水不足の主要な要因は干ばつであり、三峡ダムの貯水は副次的なものと否定した。むしろ心配されているのは来年初頭の水不足。現在、放水してしまえば長江上流域の降水量が減少する1、2月の供水ができなくなる可能性もあるという。(翻訳・編集/KT)

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