2009年10月22日、男と女の間には互いの気を引くテクニックが存在する。それは言葉だけでなく、表情や仕草、目つきなどで表現されるもので、じっと見つめたり、髪の毛をかき上げたり、足を組んだりすることで異性の目をひきつけることができる。人民日報サイト・人民網が伝えた。

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科学者によると、こうした仕草は「さらに進んだ関係になりたい」というサインであり、相手に好感を持っている証拠。動物行動学上、このサインは男女関係が発展するための重要なポイントだという。1960年代にドイツ人学者がアフリカのある部族で行った調査の結果、この部族の女性が用いた男性の気を引く動作は当時の米国女性とまったく同じものであることが判明した。それは「じっと見つめて、ゆっくりと首をかしげ、静かに微笑む」という仕草だ。

華東師範大学心理センターの葉斌（イエ・ビン）主任は、「相手の気を引く行為は一種のボディーランゲージ」と話す。こうした動作は無意識に行われ、原始人から現代人に至るまで脈々と受け継がれてきたものだという。葉主任は「女性はにっこり笑って、少なくとも相手の男性の顔を3秒から5秒見つめる。『私はあなたに興味がある』とわからせたうえで、わざと他の場所に視線をそらしたり、あえて男性のそばにゆっくりと近寄ったりする」と説明。しかもこの方法は男性にとって受け入れやすいものだと指摘する。男性も女性を見つめて微笑むところまでは一緒だが、その後すぐにそばに行って声をかけたりと直接的な行動に移す点が女性と違うところだという。（翻訳・編集/本郷）