中朝が「新鴨緑江大橋」建設で合意、総費用1・5億ドルは全額中国側負担―中国メディア

Record China    2009年10月12日(月) 20時18分

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10日、中国・北朝鮮両国が、1億5000万ドルを投じて中国と北朝鮮を結ぶ「新鴨緑江大橋」を建設することで、基本合意に達したことがわかった。中国側が建設費用を全額負担するという。写真は鴨緑江大橋。

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2009年10月10日、「国際在線」によると、中国・北朝鮮両国は、1億5000万ドルを投じて中国と北朝鮮を結ぶ「新鴨緑江大橋」を建設することで、基本合意に達した。中国側が建設費用の総額を負担するという。

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同記事によると、同大橋の建設はこのたびの温家宝(ウェン・ジアバオ)首相訪朝の際に中朝両国が結んだ「経済合作協定」の1つで、世界から大きな注目を集めている。

6日に帰国の途についた温総理だが、訪朝期間は終始北朝鮮政府の熱烈な歓迎と最高級の接待を受けたという。それもそのはず、温総理は訪朝期間中北朝鮮に対して、対外的に明らかにしただけでも2億ドルの無償経済援助を約束、その内訳は、技術提供、教育分野における支援協定、観光分野における協定、そして新鴨緑江大橋の建設費用などとなっている。

韓国紙・中央日報は、このたびの合意について、北朝鮮の開放時あるいは中朝貿易拡大に備え、インフラ整備を進めたい中国の思惑もあると分析している。(翻訳・編集/津野尾)

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