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ノーベル賞―中国系は歴代9人、うち物理学賞が6人

配信日時:2009年10月7日(水) 17時4分
ノーベル賞―中国系は歴代9人、うち物理学賞が6人
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6日、スウェーデン王立科学アカデミーは09年のノーベル物理学賞を、元香港中文大学長のチャールズ・カオ博士(75)らの3氏に授与すると発表した。写真はチャールズ・カオ氏。
2009年10月6日、スウェーデン王立科学アカデミーは09年のノーベル物理学賞を、元香港中文大学長のチャールズ・カオ(高[金昆])博士(75)らの3氏に授与すると発表した。授賞理由は、光ファイバーによる情報通信への貢献が評価された。

1901年の創設以来、中国系学者の受賞は9人で、うち物理学賞6人、化学賞2人、文学賞が1人だ。香港紙・蘋果日報は、なぜ物理学賞など理系に偏るのかを分析している。

同紙によると、米大学進学適正試験(SAT)や米・加大学院進学の共通試験(GRE)で、一般に中国人学生は数学の成績が特に優秀。数学の素養の高さは、他の自然科学に比べて物理学では一層重要で、物理学賞受賞者が多いことの要因とみられる。

近現代の中国は多くの優れた文学者を輩出しているが、文学賞受賞者は高行健氏1人のみ。政治環境やイデオロギーが作家の創作の自由に影響しており、高氏は海外に出ることで自由度が拡大した。さらに東西文化の違いに直面して作品に独創性や攻撃性が増したことで、海外文壇に受け入れやすくなったようだ。

1968年創設の経済学賞は、中国は市場経済の歴史が西欧より短く、経済学理論も世界的な評価を得るに至っていない。

なお、中国系の受賞者の特徴は、いずれも欧米への留学組で、現地の文化や研究環境の恩恵を受けていること。1957年の物理学賞受賞者、楊振寧氏は「米国人学生は興味が幅広く、自己研鑽のやり方は型破りで、いずれも自信家だ。中国人は関心が専門に偏り、自己研鑽は着実で、自信に欠ける」と述べ、米国人の積極性を称えている。また、米国の良好な研究環境が自身の研究の進展に影響したことを指摘、「私は中国で教育を受け、実験のほとんどを米国で行った。両国の教育方法の恩恵を共に受けた」と語った。

同紙によると、中国系受賞者は次の通り。◆楊振寧・李政道、1957年物理学賞◆丁肇中、1976年物理学賞◆李遠哲、1986年化学賞◆朱棣文、1997物理学賞◆崔[王奇]、1998年物理学賞◆高行健、2000年文学賞◆銭永健、2008年化学賞◆高[金昆]、2009年物理学賞。(翻訳・編集/東亜通信)
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