<中国人が見た日本>日本の観光業の「救世主」、それは中国人客

Record China    2009年10月6日(火) 11時49分

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4日、日本の華字紙編集長は中国のブログサイト新浪博客で、「日本の観光市場の『救世主』は中国」と題した記事を発表した。写真は歌舞伎座。

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2009年10月4日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は中国のブログサイト新浪博客で、「日本の観光市場の『救世主』は中国」と題した記事を発表した。

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以下はその内容。独立行政法人・国際観光振興機構が先月28日に発表した推計によると、8月の訪日外国人観光客数は前年同月比8.4%減の延べ68万人に止まり、13か月連続で前年比を下回った。だが、中国人客だけは同17.3%増の延べ10万9100人に上り、大幅に増加。7月からの個人観光ビザ解禁や中国政府の景気刺激策などが奏功したと同機構は分析する。

今年1月―8月の訪日外国人観光客数は前年同期比25.3%減の延べ440万人。観光庁の本保芳明長官は先月30日、「中国人客の8か月連続増がなければ、もっと低かったと思う」と述べた。だが、このままでは「10年に1000万人」の目標達成は難しい。前原誠司国土交通相は1日の記者会見で、「中国人客の増加は不法滞在の増加につながる」と消極姿勢を示してきた法務省や警察庁などにも観光業に介入させる方針を示した。

観光庁は「20年に2000万人」という目標も掲げているが、中国人の日本旅行を全面解禁しなければ実現は難しいだろう。中国は年末には日本を抜いて世界第2位の経済体となる。これを機に日本の中国人客への門戸開放はますます進んでいくに違いない。何と言っても日本の観光業の「救世主」は間違いなく中国なのだから。(翻訳・編集/NN)

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