<レコチャ広場>台湾軍が巨大ロボットを配備?!面白CMになぜか大陸からクレーム

Record China    2009年10月1日(木) 6時51分

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09年9月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、巨大ロボットが登場する台湾軍のCMをとりあげた。写真は杭州西湖博物館。芸術家手作りの中国産トランスフォーマーが人気を呼んでいる。

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2009年9月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、巨大ロボットが登場する台湾軍のCMをとりあげた。

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以下は同ブログから。

2009年9月、台湾軍の募集広告が話題となっている。人気映画「トランスフォーマー」をモチーフに戦闘機、戦車、艦艇が巨大ロボットに変身、出動するという内容。本家「トランスフォーマー」並みの出来、というのは褒めすぎだが、広告というには十分すぎるほどのクオリティ。艦艇ロボットの足についたスクリューが回転するなどの細かなギミックは“ロボット愛”を感じさせる。

ところがこの広告、大陸ネットユーザーには評判が悪いようだ。26日付中国新聞網によると、「広告と実際の戦力がかけ離れている、ほらを吹きすぎ」といった批判があるという。台湾も別に「トランスフォーマー」を保有したいと思っているわけでもなし、いささか無理がある批判のようにも思えるのだが。

また昨年、シンガポール海軍も「トランスフォーマー」をモチーフにしたCMを制作しており、「構図とか丸パクリじゃないか」といった意見もあるようだ。シンガポール海軍の広告と比べてみると、確かに構図は似ているものの、CGのクオリティは段違い。変形方式も台湾軍のほうがより映画へのリスペクトが感じられる凝ったものとなっており、「丸パクリ」という批判は当てはまらないように感じた。

気になったのは「背景として「鳥の巣」(北京国家体育場)が使われているじゃないか」という指摘。開始50秒前後に戦闘機ロボットが大地に降り立つシーンがあるが、背景は外壁が網目状になった構造物で、確かに「鳥の巣」のように見える。「大陸反攻の決意を示したものなのでは」との意見もあるという。

「鳥の巣」を背景に使うなどいささかやんちゃが過ぎた感もあるCMだが、批判するほどの深い意味はないのではないだろうか。大陸ネットユーザーも目くじらを立てず、面白いロボットCG作品として楽しんで欲しい。(筆者:chinanews)

■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀は中国の世紀』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中国関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。

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