「しんちゃんよ、永遠に」!海賊版で臼井作品に親しんだファンの熱い思い、ネットに続々―中国

Record China    2009年9月26日(土) 16時2分

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25日、「クレヨンしんちゃんの父」こと臼井儀人さんの死は多くの中国ファンに衝撃を与えた。「小新」ことしんちゃんと共に過ごした時間を懐かしむ声は後を絶たない。写真は学校でクレヨンしんちゃんを読む子ども。

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2009年9月25日、「クレヨンしんちゃんの父」こと臼井儀人さんの死は多くの中国ファンに衝撃を与えた。「小新」ことしんちゃんと共に過ごした時間を懐かしむ声は後を絶たない。新京報が伝えた。

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中国の読者がしんちゃんと初めて出会ったのは90年代半ば。「聖闘士星矢」「王家の紋章」といった日本の漫画とともに香港から入り、瞬く間に世に出回った。それらの“版元”である「内モンゴル出版社」「長春出版社」などもしんちゃんファンにとってはすっかりお馴染みに。だが、それらはすべて海賊版だ。これまでの発行数は100万部を超える。

現在30歳の李(リー)さんは「高校生の頃、クラスの誰もが海賊版のしんちゃんを持っていた」と話す。同級生の多くがしんちゃんの物マネをして、先生に叱られた。李さんにとっては大切な青春の思い出だ。32歳の丁(ディン)さんは「しんちゃんは子供の皮をかぶった大人」と話す。普通の人が実生活では決してできない傍若無人な振る舞いをしんちゃんがやってくれる。多くの人がそこに「想像上の自分」を見るのだという。

臼井さんの死を悼む中国のネットユーザーたちは、「好きなしんちゃんを描こう」というキャンペーンを展開中だ。「大人になったしんちゃん」や「メガネをかけたしんちゃん」など様々なしんちゃんが登場した。中には、「泣かないで」と慰めるドラえもんの横で「パパが死んじゃった」と涙を流すしんちゃんも見られた。(翻訳・編集/NN)

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