在日中国人の3割以上が「東北」出身!上海・福建出身者は相対的には減少―日本

Record China    2009年9月23日(水) 12時12分

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21日、日本に住む中国人のうち黒竜江省、吉林省、遼寧省の東北3省出身者が今年1月で22万人を超え、全体の約35%を占めるほどに増えている。写真は遼寧省瀋陽市の学生。

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2009年9月21日、日本の華字紙・中文導報は、在日中国人のうち中国東北地方の出身者が3分の1を占めると伝えた。

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20数年前、上海や福建から中国人が大挙して日本に上陸し、在日華人社会の歴史を塗り替えた。だが21世紀に入り日本を安住の地に選んだ黒竜江、吉林、遼寧の東北3省出身の中国人が増加。2009年1月1日の段階で遼寧省出身の在日中国人が各省で初めて10万人を突破。黒竜江省と吉林省を合わせた東北3省出身者は22万8588人で在日中国人全体の34.9%を占め、3人に1人が東北出身となっている。

法務省の発表によると、外国人登録証を有する中国人は08年に65万5377人。在日外国人の3人に1人が中国人、これを出身省別に見ると、遼寧省、黒竜江省、上海市の順となっている。20年前の1989年のトップ3は上海市、福建省、北京市だった。

東北地方出身の中国人が増えた背景には、IT分野を専門とする優秀な人材が大連市などから多数来日したことと、労働力としての研修生や実習生が増加したことにある。

東京都内に住む在日中国人は今年7月の統計で15万2539人。江戸川、新宿、豊島の3区にはそれぞれ1万人以上が住んでおり、彼らの生活を支える商業地区も発展。中国東北出身者の進出は日本の華人社会を活性化させる原動力になっているという。(翻訳・編集/本郷)

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