初めて米国抜き高級品消費国の2位に―中国メディア

Record China    2009年9月21日(月) 10時38分

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19日、中国における高級品の消費は世界全体の25%を占め、初めて米国を抜いて世界第2位となったことがわかった。写真は北京のモーターショウで発表されたランボルギーニ。

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2009年9月19日、中国新聞網によると、金融危機によりヨーロッパ・米国・日本では高級ブランド品の需要が落ち込んでいるが、中国市場は依然好調を保っている。現在中国における高級品の消費は世界全体の25%を占め、初めて米国を抜いて日本に次ぐ世界第2位の高級品消費国となった。

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同日、イタリアの高級自動車メーカー、ランボルギーニ社が全世界250台限定生産車「ガヤルド LP 550-2 バレンティーノ・バルボーニ」を中国市場でも販売すると発表した。ランボルギーニ・チャイナのエジナルド・ベルトーリ社長は、「わが社は中国市場を非常に重視しており、今後も超高級スポーツカーを順次投入していく」と述べた。

最新の統計によると、今年前半7カ月間のダイムラー・アーゲーの全世界での販売台数が18%近く減少したのとは対照的に、中国での販売台数は49%増加している。同様にBMWも世界販売台数が19%減少するなかで、中国では26%増加、アウディも世界販売台数8%の減少に対し中国での販売台数15%増となっている。

4月に行われた上海モーターショーでは、ランボルギーニ社伝説のテストドライバー、バルボーニ氏が自ら特設アウトドアコースで同車限定生産モデルを運転、そのF1カーにも劣らないスピード感をアピールした。専門家は、ランボルギーニ社が同モデルを中国市場に投入することで、さらに多くの中国消費者がランボルギーニ車の購入に動くだろうとみている。(翻訳・編集/中原)

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