中国特使が北朝鮮訪問=金正日総書記が「非核化」に言及―中朝関係

Record China    2009年9月20日(日) 18時27分

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2009年9月19日、田一楓のブログは記事「中朝関係改善の重要な信号」を発表した。18日に行われた中国特使と金正日総書記との会談について分析している。写真は北朝鮮・平壌市。

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2009年9月19日、田一楓のブログは記事「中朝関係改善の重要な信号」を発表した。

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18日、中国の戴秉国(ダイ・ビングゥオ)国務委員は胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の特使として北朝鮮を訪問、金正日・北朝鮮労働党総書記と会談した。外交部門、商務部門の担当者を帯同するなど訪問団の陣容は中国がいかに北朝鮮を重視しているかをうかがわせる内容となった。

席上、金総書記の発言で2点注目される内容があった。第一に緊密な中朝関係は不変であると明言したこと。核実験以来冷え込んだとも伝えられた両国関係に積極的な態度を示した。第二に北朝鮮も朝鮮半島の非核化という目標を堅持すると表明した点にある。北朝鮮が無核化に言及したのは初めてだという。

北朝鮮が中国の政治的、経済的支援を必要としているのはもちろんのこと、中国もまた東北国境の安全、そして朝鮮半島、東北アジアの平和と安全確保には北朝鮮の存在が不可欠だと認識している。また日米の圧力と挑戦にさらされる中、挑戦問題は重要な「戦略的カード」だという。米中間の矛盾が激化する中、各国関係者は今回の会談の意味を慎重に検討する必要があると田氏は分析している。(翻訳・編集/KT)

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