アルゼンチンとブラジル、協調して中国製品に反ダンピング税を導入―中国メディア

Record China    2009年9月15日(火) 1時4分

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2009年9月10日、アルゼンチンとブラジルは中国からの大量輸入商品への監視を強化することを決めた。米国が中国製タイヤへのセーフガード発動を決めたことに続き、中国輸出業は南米でも逆風にさらされることとなった。写真は中国のタイヤ販売店。

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2009年9月10日、アルゼンチンとブラジルは二国間貿易監視管理委員会を開催、中国からの大量輸入商品への監視を強化することを決めた。米国が中国製タイヤへのセーフガード発動を決めたことに続き、中国輸出産業は南米でも逆風にさらされることとなった。13日、新華網が伝えた。

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ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は中国製靴とタイヤに反ダンピング税を課すと発表した。靴には1足あたり12.47ドル(約1130円)、一部車種のタイヤにはキロ当たり0.75ドル(約68円)が課税されることになる。アルゼンチンは2か月前から中国製靴の最低輸入価格を15.50ドル(約1400円)と定めたほか、現在タイヤに関してもダンピング調査を実施している。

会議に出席したあるアルゼンチン政府官僚は、両国のうち一国だけが対策を採った場合、中国商品は関税を避けてもう一国に流入するため、アルゼンチンとブラジル両国が協調して対策を打ち出す必要性があると話している。(翻訳・編集/KT)

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